募集概要(医科)・研修プログラム(医科)

募集要項 紹介動画 研修の特徴
研修の理念・基本方針・行動目標 研修スケジュール 院内勉強会
指導医からのメッセージ 研修医からのメッセージ 初期研修医の声
初期研修医のとある一日 女性医師インタビュー  年次報告

募集要項

研修プログラム

紹介動画

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研修の特徴

京都第二赤十字病院は31診療科・部で構成されており、早くから地元医療機関との病病診連携に積極的に取り組んできたため、京都府初の「地域医療支援病院」に認定され地域医療中核病院として、質の高い良い医療を安全に提供し、医療連携も充実させる高度急性期病院であり、プライマリ・ケアを重視した2年間の臨床研修に適した条件を備えています。さらに、40床(ICU8床、CCU2床、SCU6床含む)を有する高度救命救急センターを併設し、京都府内はもちろんのこと近隣の府県も含めた医療圏の三次救急医療に尽力しています。また、赤十字の使命でもある国内外の災害救護にも積極的に貢献し、意欲のある研修医を育成します。

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研修の理念・基本方針・行動目標

●研修の理念
将来の専門性にかかわらず、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的診療能力を修得するだけでなく、患者の立場に立って医療を実践し、患者から学ぶ姿勢を身につけた社会的に尊敬される医師を養成する。

●基本方針
  1. 医師としての人格をかん養する
  2. 基本的なプライマリ・ケアのための診療能力を身につける
  3. 地域の医療機関と協力して、患者に安全かつ良質医療を提供できる
  4. チーム医療のリーダーとしての自覚を身につける

●行動目標
 良好な患者-医師関係を保つために
  1. 患者・家族のニーズを、身体・心理・社会的側面から把握できる
  2. インフォームド・コンセントが実施できる
  3. プライバシーへの配慮ができる

 基本的なプライマリ・ケアのための診療能力を身につけるために
  1. 経験すべき診察法・検査・手技が行える
  2. 経験すべき症状・病態・疾患を経験する
  3. 特定の医療現場を経験する

 地域の医療機関と協力して、患者に安全かつ良質医療を提供できるために
  1. 地域の医療機関等のニーズを理解し、関係機関の職員とコミュニケーションがとれる
  2. 医療を行う際の安全確認の考え方を理解し実践できる
  3. 医療事故防止および事故後の対処について、マニュアルに沿って行動できる
  4. 院内感染対策を理解し実践できる

 チーム医療のリーダーとしての自覚を身につけるために
  1. 指導医や専門医に適切なタイミングでコンサルテーションできる
  2. 上級医や同僚と適切にコミュニケーションがとれる
  3. 同僚や後輩に適切なアドバイスができる
  4. 看護師や他の医療従事者の業務を理解し、適切なコミュニケーションがとれる

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 研修スケジュール

●京都第二赤十字病院臨床研修Hプログラム(一般)(令和8年度よりIプログラム)  (PDF)

2年間の必須科目は内科24週、救急科12週(内4週は麻酔科)、地域医療8週、外科4週、外科系4週、小児科8週、産婦人科4週、精神科4週、麻酔科4週の計72週を必修とし、自由選択科目として6か月間を4週以上6科目まで選択できます。

G_2022

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院内勉強会
ICLS 縫合演習
シリンジポンプ 病棟研修

●研修医勉強会(計画含む)

 

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指導医からのメッセージ

● 消化器内科
当院は京都市内の中心で三次救急を担う総合病院として、幅広い診療領域と豊富な症例に触れることができる、恵まれた研修環境を備えています。
教育体制は、経験豊かな指導医のみならず、診療科や職種の垣根を越えてチームでの学びも兼ね備えており、多角的な視点から研修を行うことができます。定期的な勉強会やフィードバックの機会も充実しており、段階的な成長を実感して頂けることを確信しています。
また、当院は多くの研修医が在籍し、仲間と切磋琢磨しながら前向きに取り組める、活気に満ちた雰囲気も当院の大きな魅力だと思います。
確かな経験と温かいチームの中で、あなたの医師としての第一歩が始まることを応援します。
消化器内科 堀田 祐馬
●救急科
当院の高度救命救急センターは一次から三次まで全次対応型ですので、風邪やケガなどのコモンディジーズから、心停止や敗血症、多発外傷などの重症例まで、幅広い疾患を診療しています。しかも、患者さんの中には重症にも関わらずウォークインで来院される方もいます。1年目の救急科研修では、このような救急外来でのファーストタッチを担当して頂きます。
問診、診察、検査を上級医の指導のもとで行い、診断に応じた初期治療を施し、専門診療科へのコンサルトに繋げていきます。これらを一貫して研修医自身が行う点が当院の特徴であり、その過程で手技も豊富に経験できます。

救急科として何よりも重視しているのは、救急現場での同時多発的な対応を通して、同僚や多職種との円滑なコミュニケーション能力、さらには物事の優先順位を判断する力です。これは将来の専門性に関わらず、医師としての基礎体力になるものと考えています。担当した症例は翌朝のカンファレンスで症例提示を行い、プレゼンテーションに慣れながら病態理解を深めます。2年目の研修は選択制となり、ICU症例を中心に重症病態の入院管理を経験して頂きます。熱意ある救急医の指導は時に厳しいこともありますが、その分得られる経験値は大きいです。
当院で医師としての第一歩を踏み出してみませんか?

救急科 中村 嘉

 

●循環器内科
研修医の皆様へ
「循環器内科はめっちゃ手技させてくれるし、先生らおもろいしでも真剣に教えてくれるし、ここの循環器楽しい!」
こう思ってもらえるような循環器内科を目指しています。研修医の先生でもシースや中心静脈を確保してもらったり、心房細動には落ち着いた状態で同期下カルディオバージョンを使用してもらうこともできます。
まずは救急外来や病棟での急変時にも使える知識・スキルをどんどん経験してほしいと思っています。また集中治療で使う機器も沢山見ることができます。
京都第二赤十字病院の循環器疾患の治療数は京都府内でも有数であり、PCI、EVT、アブレーション、ペースメーカー等のデバイス治療、どれをとっても最先端の治療を取り入れながら多くの件数をこなしています。心不全治療にも力を入れており多職種カンファレンスを毎週開催し、チーム一丸となって治療にあたっています。さらに学会発表も積極的に行っており研修医の先生も一緒に参加してもらうこともあります。
一度は回ってみても損はない循環器内科、心電図苦手な貴方も大丈夫!
ぜひ一緒に切磋琢磨しましょう!

循環器内科 瀧上 雅雄

 

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研修医からのメッセージ

1)2年目研修医 橋爪 辰哉  
当院は、高度急性期医療を担う基幹病院として、多くの専門領域において先進医療を実践する病院です。特に、救急医療において、一次から三次まで幅広い患者さんの受け入れを行っており、我々研修医がファーストタッチを行います。
当院の研修システムは、アセスメントから診断、治療に至るまで、患者さんと密接に関わることができるのが最大の特徴だと思います。私も上級医の先生方の手厚いご指導の下、幅広い知識・技術の習得に励んでいます。
勿論、研修生活は決して楽しいことばかりではありません。業後の自己研鑽、当直や日々のローテートにより多忙を極めます。また、自分の力不足や勉強不足に打ちひしがれることもあります。それでも、真摯に向き合い、研鑽に励むことで、見守ってくださる上級医の先生方や同期が必ず手を差し伸べてくれます。
2年という短い研修期間をどのように過ごすのか。
ぜひ一度、当院に見学にいらしてください。
皆さんと当院でお会いできる日を楽しみにしています。

 

  


2)2年目研修医 丹尾 美希  
当院の研修の一番の特徴は、救急にあると思います。一次から三次まで、内科外科関係なく診ることができます。また、全ての症例のファーストタッチは研修医が行います。最初は何も分からず不安が大きかったですが、上級医の先生方に教えていただきながら実践し学ぶことができます。同期の人数も多いため、助け合いながら共に成長していくことができ、そこも魅力の一つです。
救急だけでなく、どの科でも手技や病棟管理など自分がやりたいことはほとんどのことを研修医主体ですることができます。もちろん、上級医の先生からのフィードバックもあり、しっかり学ぶことができます。2年目にある地域医療研修では、さらに研修医の裁量が大きくなり、自分が1人の医師であることを実感でき、さらに成長することができます。京丹後の食や自然を楽しむこともでき、非常に充実した研修を送ることができます。
日常生活の面では、当院は京都市の中心に位置しているため娯楽も楽しむことができます。同期で仕事帰りに行くことも多く、日々の苦楽を共有することができ非常に充実していると思います。
当院に興味を持たれた方は、一度見学に足を運んでいただき実際の雰囲気を感じていただけたらと思います。研修医一同、お待ちしております。

 


3)1年目研修医 北条 雅大  
当院の初期臨床研修の特徴として、一次救急から三次救急までの幅広い救急症例をファーストタッチから経験できるという点があります。当直には研修医に加えて、内科当直、外科当直、救急科当直の約7名の上級医がおり、アセスメントに対して的確なフィードバックを受けることができます。私は1年目でまだ分からないことの方が多く、当直に入ると緊張や不安もありますが、2年目の先輩方や上級医の先生方は皆優しく指導してくださり、回数を経るごとに成長を実感しています。
当直に限らずローテート科での研修も充実しており、病棟業務や手技を実際に経験しながら学ぶことができます。
また、同期の人数はたすきを含めると20人以上と市中病院の中ではかなり多く、それぞれが経験した症例から得た知識などを共有し、切磋琢磨しながら日々の研修生活を過ごしています。研修医ルームには電子カルテ端末も完備されており、常に業務に勤しむ環境が整っています。
研修中はもちろんつらいこともありますが、見ての通り立地が非常によく、付近に飲食店も多いので、退勤後には気軽に飲み会ができます。
少しでも興味を持ったら、是非一度見学に来てみてください。

 

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 研修医の声

初期研修医のとある一日

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女性医師インタビュー


e-resident女性医師インタビューを受けました。記事はこちらからご覧ください

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 年次報告

  年次報告(令和6年4月30日)ico_dl_pdf

 

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