診療方針・特色
重症患者の急性期治療を専門に行う救急医療
京都府庁の南、けやき並木沿にある京都第二赤十字病院の救命救急センターは、昭和53年に京都で最初に設けられました。
当センターの役割は救急患者に初期治療を施し、高度な集中治療を通して急性期を離脱することにあります。30歳前後の医師たちをメインに17名の救急医が働いています。
なかには多発外傷の手術ができる医師、血管内治療ができる医師もおり、全国的にみても大きな特徴といえるでしょう。医師たちに共通する思いは「命を救いたい」ということ。私たちはいかに質の高い治療を行って救命率を上げるかを最優先に考え、日々、重症患者さんだけではなくさまざまな病気やけがで訪れる患者さんの治療にあたっています。また日ごろから積極的に勉強会に参加するなどして、教育に力を注いでいます。米国外科学会のATOM(外傷外科トレーニングコース)に定期的に参加し、重症の外傷においてはダメージコントロール手術(Damage control surgery.DCS)術式を選択し救命率の向上を図っています。特に塞栓術などを併用する血管内治療が救急科内にて完結できるのが当院の特色の一つです。
救急医療のやりがいは、自分が関わることで目の前の人の命をすぐに救う事ができる、あるいは回復へ方向付けることができること。昨今、各科の専門性が強まっていますが、多様な分野が診られる救命医のスキルは今後救命医を目指す医師に限らず、専門医へ進む医師たちにとっても大きな力になると確信しています。
スタッフ
職 名 | 名 前 | 専 門 | 資 格 |
部 長 救命救急センター所長 |
![]() 飯塚 亮二 |
救急 消化器 大腸肛門 外傷 |
日本救急医学会 救急科指導医・専門医・評議員 |
副部長 | ![]() |
救急 集中治療 循環器 |
日本内科学会 総合内科専門医・指導医 |
副部長 救命救急センター副所長 |
![]() |
救急 消化器 乳腺 外傷 |
日本救急医学会 救急科専門医・指導医・評議員 |
医 長 | 榊原 謙 | 救急 外傷 |
日本救急医学 会救急科専門医 日本外科学会 専門医 |
医 長 | 荒井 裕介 | 救急 IVR |
日本救急医学会 救急科専門医 京都DMAT隊員 |
医 長 | 中村 嘉 | 救急 外傷 集中治療 |
日本救急医学会 救急科専門医 日本外科学会外科専門医 |
医 師 | 神鳥 研二 | 日本救急医学会 救急科専門医 日本集中治療医学会 集中治療専門医 日本外科学会 外科専門医・外傷外科医養成研修事業 修了者 日本外傷学会 外傷専門医・日本外傷学会評議員 日本Acute Care Surgery学会 認定外科医 日本腹部救急医学会 腹部救急認定医 日本旅行医学会 認定医 日本DMAT隊員 京都DMAT隊員 SSTT運営協議会 インストラクター JATECインストラクター 日本救急医学会 ICLSコースディレクター ISLS認定ファシリテーター |
|
医 師 | 宮国 道太郎 | 救急 | 日本救急医学会 救急科専門医 日本外科学会 外科専門医 日本DMAT隊員 統括DMAT 京都DMAT隊員 日赤災害医療コーディネーター JATECインストラクター JPTECインストラクター |
医 師 | 福盛 沙季 | ||
医 師 | 南出 大輝 | ||
医 師 | 峠 勇希 | ||
医 師 | 倉田 菜央 | ||
医 師 | 水木 雅人 |