泌尿器科

診療方針

  第一線の病院としてエビデンスにもとづいた最新の医療を提供することをこころがけている。泌尿器科全般を扱っているが、その中でも癌(腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍)、尿路結石症、前立腺疾患が多い。内視鏡治療にも積極的に取り組んでおり、腎・副腎疾患に対する腹腔鏡治療、腎盂鏡・尿管鏡による診断・治療などに特色を有している。
 前立腺癌に対しては年齢、stageにより治療法(ホルモン療法、手術療法、放射線療法、化学療法)を選択しています。前立腺生検数は年間180例で超音波ガイド下に精度の高い生検を行っています。手術後に高率に発生するソケイヘルニアを予防するために防止術を同時に行っています。
 腎癌については手術療法(開腹、腹腔鏡下)以外に進行性腎癌に対し分子標的治療薬による薬物治療、放射線療法などを行っています。可能な症例では腎機能を温存する腎分部切除(開腹、腹腔鏡下)を施行しています。
 膀胱癌についてはstageにより手術、膀胱内注入療法、化学療法、動注療法、放射線療法を選択しています。手術はほとんどが内視鏡手術で、浸潤性膀胱癌に対しては膀胱全摘術あるいは症例を選んで動注療法を行い膀胱温存を試みています。膀胱全摘術の際の尿路変更では、回腸利用新膀胱、回腸導管、尿管皮膚瘻を症例により選択しています。
 自然排石のない尿路結石症に対してはESWL(体外衝撃波結石破砕術)が第一選択です。砕石困難例や珊瑚状結石に対してはPNL(経皮的手術)、TUL(経尿道的手術)を行っています。f-TUL(軟性の内視鏡とレーザー砕石装置を用いるTUL)も導入しています。
前立腺肥大症に対しては内服治療を行い効果が十分でなければ手術を行います。手術は内視鏡手術がほとんどです。手術の適応は尿流動態検査、超音波検査を参考に決定しています。

症例数・治療実績

外来患者は1日85人。手術症例は約300例で過半数が悪性腫瘍であった。( )は腹腔鏡手術

  2012年 2013年 2014年
腎癌 13(11) 23(19) 22(15)
 そのうち腎部分切除 5(5) 9(7) 13(12)
腎盂尿管癌 9(8) 10(9) 15(15)
膀胱癌経尿道的手術 121 124 143
膀胱癌膀胱全摘術 5 2 14
前立腺癌 22 20 16
精巣腫瘍 5 3 5
副腎腫瘍 4(3) 1(1) 4(4)

連携病院・開業医の先生方へ

  いつも病々連携、病診連携でお世話になっております。おかげ様で紹介率も高く、ご紹介いただいた患者様に対しては迅速に診断し治療を行うことを心がけています。また病状のおちついた患者様は逆紹介させていただいております。今後もよろしくお願い申し上げます。

スタッフ

職 名 名 前 卒業年度 専 門 資 格
部 長 doctor_7319邵 仁哲 H3   日本泌尿器科学会泌尿器科専門医・指導医
日本性機能学会専門医
日本泌尿器科学会・日本泌尿器内視鏡学会
      泌尿器腹腔鏡技術認定制度認定証
日本内視鏡外科学会泌尿器腹腔鏡技術認定証
医 長 田原 秀一 H14   日本泌尿器科学会泌尿器科指導医
日本透析医学会透析専門医 
医 師 齋藤 友充子 H24    
医 師 中村 雄一 H23 泌尿器一般
泌尿器癌