医療機器

●循環器系X線診断装置(アンギオ装置)

 平成28年1月に循環器系X線診断装置『PHILIPS社製; Allura Clarity FD10C』が更新されました。PCIにおいて画質は最も重要な要素のひとつです。Allura Clarity FD10Cでは辺縁まで高精細な画質が得られ、手技がやりやすくなります。患者の被ばく線量も低下しています。AlluraClarityFD10C
ローテーションスキャン機能も備えており、1回の高速ローテーションスキャンで循環器系の解剖構造を描出します。また冠動脈ステントの視認性を強調させる画像処理機能StentBoostを備えており、透視/撮影では描出困難な最新のステントに対して、そのステントストラットやエッジ部分までも明瞭に描出します。58”LCDモニターは完全な1面であり、斬新で先進的なイメージングを可能とします。

● 閉鎖式保育器・LED光線治療器

 平成26年1月に閉鎖式保育器『ドレーゲル社製;IsoLette8000』、LED光線治療器『トーイツ社製;LF-331』各2台が更新されました。
 光線治療器は、LED光源により温度上昇が少なく保育器内の温度調整が容易であること、紫外線を含まず治療に必要な青緑色光を使用することで、より安全に光線治療を行えるようになりました。

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● 輸液ポンプ・シリンジポンプ

 平成25年7月、救命救急センター及び一般病棟それぞれにテルモ社;輸液ポンプ『TE-LM800A;30台、TE-LM702A;70台』、シリンジポンプ『TE-SS800N;135台、TE-SS702N;94台』合計329台が全面更新になりました。今回の更新で安全性及び操作性、薬剤の注入精度、バッテリー駆動時間などさまざまな面で向上、改善を図ることができました。

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●IABP(大動脈内バルーンパンピング)駆動装置

 平成24年12月、救命救急センター及び、血管造影室にIABP駆動装置「泉工医科工業株式会社製 Corart BP21-T」2台が更新されました。
 この装置は、一般的にバルーンを大動脈に留置し 心臓のサポートを行う機器です。従来機とは違い、バルーンにセンサーが内蔵されており、より最適にサポートが行えます。

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● 血液ガス分析装置

 平成24年8月30日、救命救急センターに血液ガス分析装置「ラジオメーター社製ABL800FLEXシステム」が導入されました。  (社)日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による平成24年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
 この装置は血液ガス・電解質のほか、救急領域で必要な血中乳酸値や腎機能を評価するためのクレアニチン等が測定できる検査機器です。

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● 人工呼吸器3式

 平成24年8月27・28日、救命救急センターに人工呼吸器「マッケ社製Servo i Adult」(1式)、「フィリップス・レスピロニクス社製V60ベンチレータユニバーサルスタンドセット」(2式)が導入されました。
 (社)日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による平成24年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
 これらの装置は、小児から成人まで様々な呼吸パターンの変化を敏感に感知し、常に最適な呼吸サポートを行うことで患者さんとの同調性を高め、急性呼吸不全の患者さんにも柔軟に対応できます。

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●人工呼吸器;高頻度振動換気 HFO

 平成18年6月、救命救急センターに高頻度進藤換気『メトラン社製;R-100』1台が導入されています。
 HFO(高頻度振動換気)人工呼吸器は、解剖学的死腔量よりも小さい1回換気量で高頻度の換気(振動)で呼吸管理を行えます。また、気道や肺胞にかかる圧が小さいことから肺損傷の危険を低減させることが期待できます。新生児領域で確立されたこの換気方法(HFO)ですが、この装置では成人にも使用することが可能となり、従来の人工呼吸器では管理が難しかった重傷呼吸不全等の治療に使用されています。

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