患者さんへ
当科は膠原病・リウマチの診療を行っています。それぞれの病気の急性期や重症化した時の治療、診断に専門性を生かして対応します。慢性期は、我々と連携をとりながら地域の診療所に通院していただき、患者さんの負担が少ない質の高い医療を提供します。
一方で、いずれの病気も慢性疾患として長い付き合いが必要です。看護師、栄養士、薬剤師、検査技師などを含めた多職種のチーム医療で個々の患者さんに応じた療養を提案します。
当科の特徴
- 当院では他科とスムーズに連携を取ることができるため、全身性疾患である膠原病に対して迅速な診断と的確な治療を行うことができます。
- 生物学的製剤やJAK阻害薬などの新しい治療薬を専門的なリスクマネジメント下で用いることで、理想的かつ安全な治療を提供することができます。
- 従来のステロイドに頼る治療からの脱却を目指しており、ステロイドの副作用を最小限にするように尽力しています。
膠原病
関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、血管炎、脊椎関節炎、ベーチェット病、リウマチ性多発筋痛症、成人スティル病などの膠原病リウマチ疾患を対象としています。
下記のような症状があれば、まず「かかりつけの先生」に相談して下さい。
○関節の腫脹、痛みが1ヶ月以上続いている。
○両手の指が全体的に腫れてきた。
○寒いときに指の色が白くなる。
○原因不明の発熱や炎症反応上昇が続いている。
症例数・治療実績
特定疾患医療受給者証の受給患者数 | 2024年 |
関節リウマチ* | 162例 |
脊椎関節炎* | 9例 |
全身性エリテマトーデス | 44例 |
全身性強皮症 | 24例 |
皮膚筋炎/多発性筋炎 | 17例 |
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 | 17例 |
顕微鏡的多発血管炎 | 7例 |
多発血管炎性肉芽腫症 | 6例 |
高安動脈炎 | 4例 |
巨細胞性動脈炎 | 4例 |
ベーチェット病 | 8例 |
シェーグレン症候群 | 8例 |
成人スティル病 | 6例 |
*関節リウマチと脊椎関節炎は生物学的製剤/JAK阻害薬の使用症例数を記載
スタッフ
職 名 | 名 前 | 専 門 | 資 格 |
部長 第1検査部長 |
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糖尿病 内分泌代謝 |
日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医・指導医 日本糖尿病学会 専門医 日本糖尿病学会 研修指導医 日本糖尿病学会 評議員 日本糖尿病医療学学会 評議員 日本糖尿病療養指導士認定機構 理事 内分泌代謝・糖尿病内科領域 専門研修指導医 |
副部長 | ![]() |
リウマチ 膠原病 |
日本内科学会 認定医・指導医・総合内科専門医 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医 |
医 師 | 笠原 亜希子 | 日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医・評議員 日本アレルギー学会専門医 |
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医 師 | 祖父江 秀晃 | リウマチ 膠原病 |
日本内科学会 認定医 日本リウマチ学会 リウマチ専門医 |
外来当番表
膠原病リウマチ部門
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
AM | 笠原 |
担当医(新患) |
茎田 | 茎田 | |
PM |
祖父江 |
笠原 |
担当医 |
祖父江 |
茎田 |