診療科・部門・センター
乳腺外科

科の紹介

近年、乳がんは増加傾向にあり、日本では女性のがんの中で最も多いがんです。乳がんの好発年齢は40代から60代ですが、60代以降も緩やかに減少していくことが特徴です。発症年齢が人生のライフステージにおいて大変な時期に一致するため、ご自身の仕事や家族のことで受診が後回しになってしまうケースもあります。一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

当院乳腺外科は外科の一部門として診療にあたっておりましたが、乳がん診療体制の充実に伴い、2023年4月より乳腺外科として独立を致しました。現在は、乳腺専門医3名(うち女性医師2名)が在籍しており、乳がんの診断から手術、薬物治療、再発後の治療、緩和医療まで一貫した治療を行っております。

診療内容・特徴

診療ガイドラインに基づいた医療の提供

ガイドラインを遵守し、患者さん・ご家族と話し合いながら治療方針を決定していきます。

最新の情報とエビデンスに基づいた治療を基本として、腫瘍内科・放射線診断科・放射線治療科・病理診断科・検査部などの協力を得て、個々の患者さんの状態にあった治療を行います。

また、患者さんのQOL に配慮し、形成外科と連携して乳房再建手術も行っています。乳がん術後のリンパ浮腫に関しては、専門外来にてご相談いただくことが可能です。

遺伝性乳がんについて

乳がんの約10%が遺伝性乳がんの可能性があると報告されております。遺伝性乳がんの代表的な疾患として、遺伝性乳がん卵巣がん症候群:HBOC(Hereditary Breast Ovarian Cancer)があります。他にも遺伝性乳がんついて詳しい情報を提供させていただき、各種検査を行うことが可能です。

乳がんの個別化医療

近年、がん研究の進歩により、乳がん領域でもがんの遺伝子発現状況を調べて、治療に反映する個別化医療が実践できるようになりました。

当院でも、ホルモン受容体陽性早期乳がん患者さんのがんの遺伝子発現を調べることで、術後の再発リスクの評価や抗癌剤治療の必要性について検討を行い、術後治療を行っております。

また、一定の条件を満たす方を対象に腫瘍内科と連携を行い、がん遺伝子パネル検査を用いて、ゲノム情報に基づいた薬物療法の提案を行っております。

スタッフ紹介

大橋 まひろ
副部長
卒業年
H18
大西 美重
医長
卒業年
H24
専⾨領域
乳腺外科
認定医・専⾨等資格
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本外科学会 外科専門医
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 検診マンモグラフィ読影認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構 乳房超音波講習修了
ライフ・プランニング・センター 新リンパ浮腫研修修了
駒井 桃子
医師
卒業年
R2

外来診療担当医表

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
AM 大橋(3診)
担当医(4診)
 大西(3診)
担当医(4診)
PM   担当医

診療実績

単位:件
 2019年2020年2021年2022年2023年2024年
乳がん手術6364625485102
生検1051109986122129
化学療法258514551581600644

医療関係者の方へ

乳腺外科として独立し、ますます専門性の高い治療が行えるよう外来診療・手術数の拡充を図っていきたいと考えております。地域医療機関の先生方と、今後も緊密に連携を取りながら診療にあたらせていただきますので、お気軽にご紹介ください。

乳がん術後治療として内分泌療法を長期的に内服されている患者さんにおかれましては、地域医療機関の先生方にご処方をお願いすることもあると思いますが、何か問題などあればご紹介をお願い致します。

患者さんのご紹介について

患者さんをご紹介いただく際は、お手数ですが紹介状のご協力をお願いします。