当院は、厚生労働大臣の定める施設基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
入院基本料に関する事項
- 当院は、一般病棟入院基本料の急性期一般入院料1を算定しております。厚生労働大臣が定める基準に従い、(日勤・夜勤あわせて)入院患者7人に対して1名以上の看護職員(看護師比率100%)を配置し、皆様の看護にあたっております。
※各病棟における看護職員1名あたりの患者さんの受け持ち人数等はこちら - 当院は、厚生労働大臣が定める看護師等の勤務条件に関する基準に適合しております。
- 当院は、患者さんのご負担による付添看護は不要です。なお、ご家族の付添には院内基準がありますので、ナースステーションに申し出て主治医の許可を受けて下さい。
DPC対象病院について
当院は、入院医療費の算定にあたり、包括評価と出来高評価を組み合わせて計算する”DPC対象病院”となっております。
施設基準に係る届出について(令和7年4月現在)
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入院時食事療養
当院は、厚生労働大臣が定める入院時食事療養(Ⅰ)に適合した食事を提供しております。管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食については午後6時以降)、適温で提供し、選択メニューを実施しております。また、一部の病棟においては食堂における食事を提供しております。
明細書の発行状況に関する事項
当院は個別の診療報酬算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点を御理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は会計窓口へその旨お申出ください。
保険外負担に関する事項
1.先進医療に関する事項
当院は、厚生労働大臣が承認した以下の先進医療の届出医療機関です。
・遺伝子組換え活性型血液凝固第Ⅶ因子製剤静脈内投与療法
・テネクテプラーゼ静脈内投与療法
2.特別の療養環境の提供に係る基準に関する事項
特別病室(個室または2人室)をご希望される場合は、別途規定の料金が必要となります。
その他の病室については室料差額(お部屋代)の徴収は行っておりません。
※部屋別の料金表についてはこちら
3.初診時・再診時における選定療養費の徴収について
当院では、他の保険医療機関等からの紹介状がない患者さんにつきましては、下記の金額(いずれも税込)を診療費とは別にご負担いただいております。
初診:7,700円 |
再診:3,300円 |
緊急その他やむを得ない事情により、他の医療機関からの紹介によらず来院した場合にあっては、この限りではありません。 再診については、当院より他の保険医療機関に対し照会を行う説明を行った後に、紹介状なしで当院を受診された患者さんが対象となります。詳細は医事課へお問い合わせください。 |
4.時間外診察時における選定療養費の徴収について
当院では、時間外に受診された患者さんにつきましては、下記の金額(いずれも税込)を診療費とは別にご負担いただいております。
時間外対象時間 平日:17:00 ~ 翌8:30
終日:土・日・祝日 年末年始(12月29日 ~ 1月3日) 創立記念日(5月1日)
※救急搬送で来院された患者さん等、徴収対象外の場合がございます。詳細はこちら
5.入院期間が180日を超える入院の選定療養費
入院医療の必要性が低く、患者さんやご家族さんの事情により入院期間が180日を超えて入院する方については、180日を超えた日以後、下記の金額を徴収いたします。
1日につき:2,730円 |
※一部、徴収対象外の場合がございます。詳細は医事課へお問い合わせください。
6.療養の給付と直接関係のないサービス等の取扱いについて
保険外負担料金表をご参照ください。
医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認を行う体制を有しております。
オンライン資格確認を用いて当院を受診された患者された患者さんの受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っております。
医療DX推進整備体制加算
医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を活用して診療を実施しております。
マイナ保険証の利用促進等、医療DXを通じて質の高い医療の提供に努めております。
地域歯科診療支援病院歯科初診料・歯科外来診療医療安全対策加算
安全で良質な医療を提供し、患者さんに安心して治療をうけていただくために、下記のとおり取り組んでおります。
- 医療安全・院内感染対策についての指針の策定
- 医療安全・院内感染対策についての適切な研修の受講
- 器具・器材の適切な取り扱い、歯科用吸引装置の設置、洗浄・滅菌の徹底等の感染防止対策
- 緊急時の円滑な対応ため、各診療科(医科)との連携体制の確保
急性期充実体制加算
当院は、急性期充実体制加算に係る下記の項目について、すべて満たしております。
・手術等に係る実績
・24時間の救急医療提供
・入院患者の病状の急変の兆候を捉えて対応する体制
・外来縮小体制
・退院に係る状況等
・禁煙の取扱い
※手術等に係る実績についてはこちら
後発医薬品使用体制加算
国の後発医薬品使用促進の方針に従い、当院においても後発医薬品の使用に積極的に取り組んでいます。
後発医薬品については品質・安全性・安定供給・十分な情報など、当院の定める基準を満たした、安全かつ有効なものを採用しており、下記の通り体制の整備及び対応を行っております。
- 医薬品の供給が不足した場合、医薬品の処方等の変更等に関して適切に対応できる体制の整備。
- 供給不足により投与薬剤変更になる場合には患者さんに十分な説明対応。
後発医薬品の使用について、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
一般名処方加算・後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養
一般名処方とは・・・
処方せんにお薬の「商品名」ではなく「成分名」を記載し、処方することです。それにより調剤薬局にて商品名に寄らずお薬をお渡しでき、お薬を安定して患者さんにお渡しできます。
後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について
令和6年10月から医薬品の自己負担の新たな仕組みとして追加されました。
患者さんのご希望等、医療上の必要性があると認められない場合に先発医薬品を処方する場合は、先発医薬品と後発医薬品の薬価の差額の4分の1相当を医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。
※医療上必要な場合、医療機関や保険薬局で後発医薬品の処方が困難な場合を除きます。
バイオ後続品使用体制加算
厚生労働省より、バイオ後続品(バイオシミラー)の使用が推奨されています。
当院はバイオ後続品に関する説明を積極的に行っています。
ハイリスク分娩管理加算
配置助産師数:27名。 配置産婦人科医師数:6名。
分娩件数:125件(令和6年実績)。
院内トリアージ実施料
当院は救命救急センターを受診された患者さんに対し、看護師によるトリアージの説明及び実施を行っております。
トリアージとは、診療前に患者さんに症状等のお伺いやバイタルチェックを行い、より緊急性の高い患者さんから速やかに初期治療を開始するシステムです。
そのため救命救急センターを受診された患者さんにおいては症状等により診察の順番が前後する可能性がありますのでご了承ください。
コンタクトレンズ検査料
1.コンタクトレンズの装用を目的で来院された方の初診料と外来診療料(再診料)について
初診料:当院に初めて受診された方は291点です。
外来診療料(再診料):当院で過去にコンタクトレンズ検査料を算定したことある方は76点です。
2.コンタクトレンズ検査料1について
コンタクトレンズ装用のために行った検査料は200点となります。
※ただし、特定の眼科疾患がある場合は、コンタクトレンズ検査料ではなく、眼科学的検査の算定となります。
当院は「コンタクトレンズ検査料1」の施設基準について近畿厚生局に届出をしております。
上記についてご不明な点があれば、B棟1階③番会計窓口へご相談ください。
眼科担当医師 澁井 洋文(眼科経験年数32年)
外来腫瘍化学療法診療料
当院で外来化学療法を受けられている患者さんについて、以下のとおり対応しております。
- 緊急時等の24時間相談対応
【相談対応部署】
平日8:30~17:00:外来化学療法センター
その他の時間帯:救命救急センター - 急変時等の緊急時に患者さんが入院できる体制の確保
- 化学療法の治療内容(レジメン)の妥当性を評価、承認する委員会の開催
名称:化学療法レジメン委員会
委員:医師・看護師・薬剤師・管理栄養士
連携充実加算
当院は他の保険医療機関及び保険薬局からのレジメンに関する照会や患者さんの状況に関する相談及び情報提供等に応じる体制を整備しております。
詳細はこちらをご参照ください。
緊急整復固定加算及び緊急挿入加算
大腿骨近位部骨折後48時間以内の手術に係る実績について、年間手術実施件数をご参照ください。
クラウン・ブリッジ維持管理料
当院は、クラウン・ブリッジ維持管理料を行う旨の届出を地方厚生局に行っております。
歯冠補綴物又はブリッジを製作し装着した場合には、クラウン・ブリッジ維持管理料を算定いたします。
装着した日から起算して2年以内に同じ部位に関わる新たな歯冠補綴物又はブリッジを製作し装着した場合の補綴関連検査ならびに歯冠修復及び欠損補綴の費用はクラウン・ブリッジ維持管理料に含まれます。
なお、装着の際には案内書をお渡しいたします。
有床義歯の作成について
有床義歯を作製後、再作成する場合は、原則、前回から6ヶ月経過する必要があります。(他院作製を含む)