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人工股関節置換手術支援ロボット ROSA Hip(ロザ ヒップ)システム

ROSA Hip システム

2022年10 月に日本で人工股関節置換手術支援ロボットROSA hipシステムの認可が許可され、当院では2022年11月8日からROSA hipを使用してTHAを開始しています。国内での使用は3施設目で関西では最初の導入施設であります。

ROSA Hip システムはロボットアームを持つ人工股関節置換手術支援ロボットであります。手術は従来通り、術者が行いますが、正確なナビゲーション機能で術者をサポートするのが特長であります。これまで術者の経験にゆだねられていたインプラントの設置をロボットが術者をアシストすることで、より安心・安全な手術が可能であります。

「ROSA Hip システム」による人工股関節置換手術は保険適応となっています。

「ROSA Hip システム」のメリット

メリット1

オーダーメイド手術による患者満足度の向上

メリット2

最小侵襲手術(MIS法)で使用し合併症リスクの低減

メリット3

ナビゲーション機能により正確なインプラント設置

特徴

  • ROSA Hip システムは側臥位(横向き)ではなく、仰臥位(仰向け)手術で使用するため、最小侵襲手術(MISーTHA)との併用が可能
  • 術前計画した骨盤側のカップ設置角度をロボットアームが1°単位で制御してアシストすることで、カップ設置精度の向上により、術後脱臼の危険性が低減
  • 手術前に計画した脚長差、オフセットの変化量を1mm単位で数値化して確認することができるため、患者さん1人ひとりのバランスにあった適切なインプラントを選択することが可能

術者からのメッセージ

整形外科 部長 福井 康人

当院では2008年から最小侵襲手術(MIS-THA)である仰臥位前方側進入法を導入して人工股関節手術を行っています。これまで正確なインプラント設置を行うために、ナビゲーションシステムを使用し、術後脱臼などの合併症の低減を目指して行ってきました。このため、当院では原則術後の動作制限を設けずに生活していただいています。

今回導入した、ROSA Hipシステムは仰臥位手術で使用するため、当院で行っているMIS-THAで手術が行えます。また、ROSA Hipの特徴として、正確なナビゲーション機能により、適切なカップ設置や手術中に1㎜単位で脚延長量・オフセット量を数値化するため、患者さん1人ひとりに対して最適なインプラントを選択して、安全かつ精度の高い手術を心掛けて行っています。

股関節の痛みがあり、手術を考えている患者さんがおられましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。