ORBEYE
ORBEYEは、高度なデジタル映像技術で緻密な手術をサポートする手術用顕微鏡システムであり、大型モニターに4K 3Dの高精細かつ立体的な映像で患部を表示しながら、手術が行うことができる医療機器。
従来の光学式タイプに比べ顕微鏡部やボディを大幅に小型化することで執刀医の作業空間に余裕を持たせるとともに、設置場所の自由度を向上、またデジタル化によって毛細血管を鮮明に表示するNBI観察をはじめ、新しい観察手段を提供する機能を多く搭載した最先端の医療機器。

「ORBEYE」を使用される患者さんのメリット
メリット1
先進的な技術が搭載され、安全かつ確実性の高い手術が可能
メリット2
術中体位に無理が少なくなるので、術後の身体の痛みが軽減

特徴
- 顕微鏡をのぞく代わりに、カメラで撮影した映像を3Dモニターで見ながら手術が可能
- 顕微鏡手術を行う、「脳神経外科、耳鼻咽喉科、整形外科」領域で使用可能
- カメラを自由に動かして治療する場所の拡大画像を確認できるため、術者・患者さんとも無理のない体位での手術が可能
- 手術室にいる全員が偏光レンズをかけることで4K 3Dの高精細で立体的な画像を共有でき、チーム全員で同じ映像を共有することで複数の術者による同時執刀が可能となり、より複雑な作業が効率よく対応できる。
- 特殊光を用いた術中血管撮影、蛍光色素による悪性腫瘍の可視化など、術者をサポートする先進的なデジタル技術が搭載

術者からのメッセージ
耳鼻咽喉科 部長 内田 真哉

従来の顕微鏡手術は接眼レンズを覗いて行うため、術者は長時間同じ姿勢を強いられてきました。外視鏡システムには多くのメリットがありますが、我々外科医にとって最大のメリットは従来の顕微鏡では不可能な角度からでも手術が可能であり、しかも自由な姿勢で落ち着いて手術を行えることです。
当科では外視鏡システムをいち早く導入(2022年4月)しており、内視鏡、ナビゲーションシステム、神経刺激システムなどと組み合わせて、難易度の高い耳鼻咽喉科手術をより安全に、正確に行うことができるようになっております。これまでには、高度難聴に対する人工内耳植え込み術、顔面神経減荷術、頭頚部腫瘍手術、嚥下機能改善術や音声再建手術などの手術を外視鏡を用いて完遂させています。すなわち、顕微鏡で行ってきた手術のほとんどが、すでに外視鏡手術に置き換わっており、手術の質的向上に効果を発揮しています。