人工膝関節手術支援ロボット「CORI」
CORIはナビゲーションシステムの技術を応用し、赤外線カメラと赤外線反射マーカーを使用して膝関節の3次元位置計測を行います。
骨を削るための手持ち式のサージカルドリルにも赤外線反射マーカーが取り付けてあり、術前の計画で削る予定のない部分に差し掛かるとドリルの回転をストップさせたり、ドリル先をガードの中にしまったりして、誤って削らないようにロボットが制御します。

「CORI」を使用される患者さんのメリット
メリット1
患者さん個々の状態に適した高精度オーダーメイド手術の実現
メリット2
制御機能により、手術プランを正確に再現し安全で正確な手術が可能
メリット3
安定感のある靭帯バランスのとれた膝の動きが再現可能

特徴
オーダーメイド手術
- 患者さん個々の膝の状態を手術中にシステムに読み込ませることで、膝の靭帯バランスを可視化することが可能です。
- 可視化されたバランスを参考にしながら、医師が人工関節の設置プランを調整することが出来、患者さん個々の状態にあった手術を行うことが出来ます。
ロボット制御機能
- CORIでは、骨掘削を行うドリルのロボット制御を行い、骨を削る場所を決定し、赤外線カメラでハンドピースの位置を認識して骨切りの位置、切除量を制御できる。
- 掘削を行わないエリアにハンドピースが入った場合、ロボット制御により骨掘削が出来なくなる。
- 制御機能により、手術プランを正確に再現し、安全で正確な手術を行うことが可能。


術者からのメッセージ
整形外科 副部長 平井 直文

2022年3月から人工膝関節置換術の次世代型ロボット支援手術システム「CORI」(コリ)を導入しました。従来の機種に比べ、赤外線カメラの反応速度が上昇し、カッティングバーの掘削スピードが上昇しております。これにより手術時間も従来のロボットより短縮し、掘削の精度も向上していていることから患者さんの術後満足度の更なる向上に繋がると期待しております。