膵(すい)がんの早期診断について
膵臓にできる膵がんは、初期のうちは目立った症状がなく、受診時すでに進行した状態で発見されることが多いため、迅速に検査を行い、できるだけ早く確定診断を行う必要があります。
当院では、膵臓全体を詳細に観察することができる超音波内視鏡検査(EUS)や、MRIを用いて膵管・胆管を写し出すMRCP検査、細胞や組織の病理検査などにより診断を行います。

膵がんの外科的治療
当院では、切除可能な膵がんについて、腹腔鏡による手術やロボット支援手術など、身体への負担が少ない低侵襲な手術を行っています。
腹腔鏡下膵切除術
お腹を切らずに小さな穴を数か所開けて、そこから内視鏡や手術のための鉗子などを挿入し膵切除を行う手術。
ロボット支援下膵体尾部切除術(2024年8月から導入)
ロボットアームを用いて腹腔鏡操作を補助し、膵臓の体部から尾部側を切除する手術。
ズーム機能やアームの自由度によって、より細部の正確な手術が行え、腹腔鏡手術以上に安全な手術が可能になります。


胆膵疾患診療チーム
当院では、胆膵疾患の診療を専門とした内科医と外科医が密にコミュニケーションをとり、腫瘍内科医や放射線治療医とも協力しながら迅速で的確な治療が行えるよう、「胆膵疾患診療チーム」を設置し、少しでも予後をよくする治療方法を選択し、診断から終末期まで、チームで連携して治療を提供しています。