難聴とは
難聴は、音が耳から入って脳に伝わるまでのどこかの段階で障害が起きることにより発症します。進行すると、危険を察知する能力が低下する、コミュニケーションがうまく取れない、自信がなくなるなど、社会生活に支障をきたしたりすることもあります。また、難聴は認知症発症の最大のリスク因子であることもわかってきました。
治療方法は難聴の程度によってさまざまですが、聞こえを取り戻す方法としては、一般的に補聴器を使用します。
補聴器外来の開設
当院では2024年10月より補聴器外来を開始しました。
補聴器外来では、補聴器の必要性がある人の診察や検査、補聴器の選択と調整、装用指導などを行い、患者さんのライフスタイルや目的などに合った補聴器選びのサポートをします。
病院内に補聴器外来があるため、診察から補聴器の相談までの全てを院内で行うことが可能となり、聞き取りにくい原因を検査で調べることもできます。


人工内耳手術
補聴器では対応できない高度難聴の方に対しては、「人工内耳」手術を行います。人工内耳は、体外装置で音声を受信し、信号として体内装置へ送り、直接神経を刺激します。神経から脳へ信号が伝わることで、音として認識され、内耳に障害があっても、聞こえの神経や脳が機能していれば聞こえるようになります。

画像出典:一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会