脳動脈瘤
脳動脈瘤は、脳血管の枝分かれ部分などが風船のようにふくらむ「こぶ」のことで、高血圧や動脈硬化、遺伝的要因などが原因と言われています。
破裂するとくも膜下出血を引き起こし、重症の場合は昏睡状態に陥って死亡に至る危険性もあります。未破裂の場合は無症状であることが多いため、脳ドックなどにより早期発見し、破裂する可能性の高い未破裂脳動脈瘤には、適切な治療を行うことが必要です。
脳動脈瘤の治療
脳動脈瘤の治療は、こぶの中に血液が流れ込まないようにして破裂を予防する手術を行います。
開頭クリッピング術
脳動脈瘤の根元をクリップで挟み血流をとめる方法で、頭蓋骨を切開して開頭し、手術を行う

コイル塞栓術
脳動脈瘤の中をコイルで満たし、血液の流れ込む隙間をなくす方法で、動脈からカテーテルを通し、細いコイルを脳動脈瘤の中に差し込む

くも膜下出血の治療
10月に配信した「脳卒中」の記事で紹介しました脳卒中センターでは、脳動脈瘤が破裂した際に起こる「くも膜下出血」に対して速やかに対応できる体制を整えています。
いつ発症するか分からないくも膜下出血ですが、脳卒中センターでは24時間いつでも急性期治療を開始できる体制を整えています。