診察用機器
ホルタ記録器デジタルウォーク血圧付
令和3年6月30日、臨床工学課に配備している「ホルタ記録器デジタルウォーク血圧付」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄付金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和3年度交通災害等救急医療機器整備事業により購入したものです。
測定部とカフを一体型にすることで、ホースレス構造を実現。単体でも使用可能で本体質量約180グラムと軽量なものとなっています。

血管造影X線診断装置(アンギオ装置)
令和3年3月にPHILIPS(フィリップス)社製の血管造影X線診断装置「Azurion」を導入しました。この装置は安全性と効率を考慮し、検査室内の機器情報を1つのパネルに表示して、スマートフォンやタブレット端末のように直感的に操作ができます。
また、今までできなかった検査中の画像処理や解析などの平行作業が可能になり、手技時間の短縮が期待されます。さらに、医師や部門、目的ごとに設定していた手技の準備もワンタッチで行えるため、準備時間の短縮にもつながり、効率の高い検査をサポートします。このように施術全体の時間が短縮されることで、治療を受ける患者さんの負担の軽減が図られ、より多くの患者さんへの対応が可能となります。

従来装置でも被ばく線量低減と高画質の両方が実現されていましたが、この装置では、拍動する冠動脈に追従するロードマップや、透視画像上でのステント強調画像表示、直近の画像を利用してX線を出さずに次のポジショニングの準備が行えるなどの機能により、造影剤の使用量や被ばく線量のさらなる低減が期待されます。また、高画質の維持にも配慮されています。
内視鏡システム
平成29年8月29日、救命救急センターに配備している「内視鏡システム」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による平成29年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
「HQ画質」の高精細画像により微細な血管や粘膜の構造が視認しやすくなり、「通常観察」と「近接拡大観察」をボタンひとつで切り替える機能も搭載。高精細な画像の取得をサポートします。

検査用機器
CT
320列エリアディテクターCT「Aquilion ONE/PRISM Edition」を導入しました。
本装置は、令和2年1月に販売が開始されたCTシステムで、320列の面検出器を搭載しており、1回転で最大16cmの幅を撮影することができます。これにより、脳や心臓などの臓器を1回転でカバーする撮影が可能です。
また、低線量での撮影に対応しており、高精細な画像の取得をサポートする構造となっています。血流や臓器の動きなど、動的な情報の取得にも対応しており、様々な臨床領域での使用が想定されています。

さらに、人工知能(AI)技術の一つであるディープラーニングを応用した画像再構成技術「AiCE(Advanced intelligent Clear-IQ Engine)」を搭載しており、画像のノイズ低減や視認性の向上を目指した設計がなされています。
D-SPECT
D-SPECTは、心臓核医学検査に使用される画像診断装置であり、主に狭心症や心筋梗塞が疑われる際の評価に用いられます。当院では、京都府内では初めて導入されたもので、全国的にも導入施設が限られている装置です。
心臓核医学検査では、放射性医薬品を静脈から投与し、その分布を専用のカメラで撮影することで、心筋の血流分布や機能評価を行うことができます。当院では、これまで年間約700名の方にこの検査を実施してきました。
従来型の装置では、検査に約20分を要し、患者さんには仰向けで両手を挙げたまま静止していただく必要がありましたが、新たに導入された装置では、座位のまま撮影が可能で、症例によっては撮影時間を短縮できる場合もあります。これにより、検査時の身体的負担の軽減が期待されます。

また、本装置には半導体検出器が搭載されており、従来型と比較して画像の鮮明さの向上が図られています。これにより、より詳細な観察が可能となることが期待されます。
検査により異常が認められた場合には、必要に応じて心臓カテーテル検査などの追加検査や治療が行われることがあります。
1.5T(テスラ)MRI
当院では、平成30年4月より新しい1.5テスラMRI装置を導入しています。
この装置には、デジタル信号処理に対応した新しいタイプの検査用コイル(受信機)が採用されており、これにより画像の質向上や撮影時間の短縮が期待されます。検査する部位や症例によって、より見やすい画像が得られるよう工夫されています。
また、検査中に映像や音楽を楽しめるシステムも備えており、狭い空間が苦手な方にも、できるだけリラックスした状態で検査を受けていただけるよう配慮しています。
今後も、質の高い検査画像をご提供できるよう、スタッフ一同努めてまいります。

超軽量移動型デジタルX線撮影装置
平成29年8月15日、救命救急センターに配備している「移動型デジタルX線撮影装置」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による平成29年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
従来の機器に比べ、ボディサイズが大幅ダウン(全長:1,220mm → 770mm 総重量:460kg → 90kg)し、ベッドサイドの最適な位置に素早くアプローチが可能となる等、放射線技師の負担軽減に繋がっています。

治療用機器
人工呼吸器
令和5年7月24日、臨床工学課に配備している「人工呼吸器」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和5年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
サーボベンチレータシリーズの多機能モデルで、新生児から成人まで対応可能な設計です。フルタッチパネル式のユーザインターフェイスを採用しており、直観的な操作が行えます。「マスク換気」や「ハイフロー」などにも対応しており、急性期から回復期までの呼吸管理を幅広く支援できるよう設計されています。

全身麻酔装置
令和3年7月8日、手術室に配備している「全身麻酔装置」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄附金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和3年度交通災害等救急医療機器整備事業の補助により購入したものです。
麻酔中に関連する3,000以上の作業事例を分析し、操作ステップを削減。直観的な操作を可能とした15インチタッチディスプレイや、デジタル技術、操作性に配慮した設計が融合した麻酔器です。

モニタリング用機器
解析機能付きセントラルモニタ
令和5年8月25日、臨床工学課に配備している「解析機能付きセントラルモニタ」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄付金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和5年度交通災害等救急医療機器整備事業により購入したものです。
視認性にこだわったディスプレイに、多くの情報を一目でわかるように表示し、状況に合わせた必要な情報を基本画面に集約できるモニタです。

ベッドサイドモニタ DS-8007・DS-8400システム
令和5年8月25日、臨床工学課に配備している「ベッドサイドモニタ」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄付金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和5年度交通災害等救急医療機器整備事業により購入したものです。
様々なモニタリング環境に適応するハイブリッドモニタで、あらゆるシーンで活躍するトランスポート仕様、バイタルサインを見やすく表示します。自由度の高いグラフィカルインターフェイスと斬新なデザイン、そして様々な分野で求められる機能を追求したベッドサイドモニタです。

心電・呼吸・SpO2送信機
令和3年6月30日、臨床工学課に配備している「心電・呼吸・SpO2送信機」を更新しました。一般社団法人日本損害保険協会寄付金(自動車損害賠償責任保険運用益助成金)による令和3年度交通災害等救急医療機器整備事業により購入したものです。
ホースレス血圧計とBANによる無線通信が可能な、防水型テレメータ送信機となっております。

災害救護
当院は地震等の大規模災害の際、地域の中核病院として責務を全うするための設備があります。
- 電力の確保
新設のコ・ジェネレーション設備と既設の自家発電装置の活用により医療行為に最低限必要な電力を確保いたします。 - 水の確保
生活用水及び浄化水については、地下水浄化システムの導入により供給が可能となりました。 - パイピングの設置
災害時には一度に多くの患者さんが治療を求めて来院することが考えられます。当院はより多くの患者さんへの救急処置に対応できるよう、外来待合のフロアーに酸素吸入等が出来る設備を備えております。 - 一般ガス設備の全廃
ガス設備については、災害時における危険性が非常に高いことから、業務用を除き全廃いたしました。